Discord で動かす、自作のAI秘書エージェント Muse。

Discord に話しかければ、PC側の Claude Code が動く。
リサーチも、自分の文体での執筆も、投稿も、メモの構造化も、Muse がやる。
2026年1月から運用中。
同じアプローチでの業務自動化や AIエージェント開発の相談も承っています。

日常に組み込まれる瞬間

01

朝、必要な情報がまとめて届く

自分から話しかけなくても、Muse が毎朝レポートを送ってくる。昨日の活動サマリ、今日の Google Calendar 予定、今日の天気、今日の提案。「予定は?」「昨日何やった?」を自分で叩く必要がない。Discord を開いた瞬間に、1日の段取りが揃っている。

02

スマホから、Claude Code を気軽に動かせる

Claude Code は通常 PC 上で動く CLI ツール。Discord を玄関にした Muse 経由なら、スマホからメッセージを投げるだけで PC 側の Claude Code が起動して作業を進める。移動中・出先・寝る前のひらめきを、PC を開ける時間まで持ち越さなくていい。

03

プロジェクトごとに、チャンネルで切り替わる

Discord はチャンネル単位で会話が分かれる。PC の Claude Code で進めていた A 案件を、移動中もその A チャンネルで継続。B 案件と混ざらない。複数プロジェクトを頭の中で混ぜずに並行で進められる。

04

思いついた瞬間に投げて、整理は後で Muse がやる

メモアプリに移して整理する、というワンクッションがいらない。歩いていても、食事中でも、思いついたら Discord に投げるだけ。整理は Muse が裏で構造化メモリに格納する。「頭から出す」コストだけ払えばいい。

05

気になった記事を投げると、残すか捨てるかを提案してくれる

X やニュースの URL を貼るだけ。Muse が内容を読み、要点を抽出し、「これは記録した方がいい/今は要らない」と判断を返す。情報が流入するだけでなく、選別されて積み上がる。

06

リサーチも、自分の文体での執筆も、投稿も、分析も、Muse がやる

朝のニュースや X の話題を Muse がリサーチし、過去の投稿から自分の文体を学んで投稿文を執筆、4プラットフォーム(X / Bluesky / Threads / Facebook)へ同時投稿し、反応を分析して次回に反映する。情報収集から発信、振り返りまでの一周を、自分で回さなくていい。

07

思いついたことが、構造化メモリに種類分けで蓄積されていく

「これメモっといて」と話しかけるだけで、Muse が9カテゴリ(エピソード/習慣/プロジェクト/ユーザープロファイル/システム/ロール/ログ/インデックス/生データ)に分けて自己更新メモリに記録。後から検索もしやすい。

08

判断と会話が、文字で残って後から読み返せる

Discord のチャンネル履歴に、「なぜ A ではなく B を選んだか」という思考過程まで含めて残る。会議メモを別途取らなくても、対話そのものが議事録になる。半年後に「あのとき何を考えていたか」を遡れる。

09

「設定画面」が要らない。性格も記憶も、会話で更新する

「今後はもう少し短く返して」「『藤森』は私の苗字、覚えて」と話しかけるだけ。GUI の設定タブを作らずに、人格と知識を会話で書き換えられる。「ユーザーが Muse を育てる」UX が、設定画面なしで成立する。

はじまりは「使えなかった」こと

2026年の年明け、Claudeを Discord から使えるOSS(当時 clawdbot と呼ばれていたもの)が話題になっていました。

試そうとしましたが、自分の Claude サブスクリプションで動かすのは利用規約に反すると分かりました。

でも欲しかった。なので、自分のサブスクと自分のコードで動かせる仕組みを自作することにしました。それが Muse の始まりです。

最初は「Discord に話しかけたら返事が返ってくる」だけの最小構成。そこから、調べる・書く・実行する・覚える・成長する、を一つずつ足していき、今は自分の仕事の半分を任せられるところまで来ました。

動かし続けているうちに、これは他の人にも作れるはずだと思って、教材化もしました(後述)。

Discord に話しかけるだけで動く

Muse は3つのことができます。実装は分かれていますが、ユーザーから見ると「Discordで話す」だけです。

01

調べる

  • Web検索(最新ニュース・トレンド)
  • X(旧Twitter)の投稿検索・タイムライン取得
  • note 記事の検索と読み込み
  • Chatwork のメッセージ取得
  • Google Calendar の予定確認
  • Google Drive のファイル参照
  • 任意URLの内容読み込み
02

作る

  • X / Bluesky / Threads / Facebook への自動投稿(4プラットフォーム同時)
  • WordPress 記事の下書き作成
  • HTMLスライド・グラレコの生成
  • 動画台本の自動生成
  • ネットプリント用 PDF の生成(コンビニで紙出力可能)
03

実行する

  • コードの変更 → ビルド → コミット → プッシュを一連で実行
  • リマインダーの登録と通知
  • 定期パイプライン(朝のレポート、週次分析など)
  • 音声合成(VoiceVox)でアナウンス再生

動かし続けるための中身

「ChatGPT に話しかけている」のと違うのは、Muse が裏側で複雑に動いていることです。中身を公開します。

4

自律パイプライン

あらかじめ定義された一連の作業を、自動で順番に実行する仕組み。

  • daily-x-post(情報収集 → トピック選定 → 執筆 → 品質チェック → 4プラットフォーム同時投稿)
  • morning-report(昨日の活動を整理し、今日の提案を出す)
  • weekly-analysis
  • collect-metrics
3視点

マルチエージェント協調議論

1つの問いに対して、複数のAIが異なる役割で議論し、最終解を導く仕組み。

  • 経営コンサル視点(事業戦略・ROI)
  • 技術専門家視点(実装の難易度・リスク)
  • マーケター視点(集客・販売)
9カテゴリ

構造化メモリ

会話から得た情報を、種類ごとに分けて自己更新する仕組み。

  • エピソード / 習慣 / プロジェクト / ユーザープロファイル / システム / ロール / ログ / インデックス / 生データ

自己改善ループ

パイプライン実行後、自分の出力を自分で評価し、改善点を learning.md に記録。次回の実行に反映する。「やって終わり」にしない。

同じ設計を、2つのランタイムで

Muse の他に、もう1体 shiori という派生エージェントも並行運用しています。

Muse は Claude Code を、shiori は Codex を、それぞれエンジンとして使っています。アーキテクチャは共通。エンジンを差し替えても同じことができるよう設計しました。

一つのAIサービスに依存しないこと、新しいランタイムが出てきたときに乗り換えられること。実運用するうえで、これは大事だと考えています。

Muse shiori
エンジン Claude Code Codex
Discord連携
パイプライン
構造化メモリ
運用開始 2026年1月 派生として並行運用

再現できることを、教材で証明する

自分が動かせるだけでは、案件として提供できません。同じ仕組みを、他の人にも作れる状態まで言語化しました。

全21章の教材(基礎13章 + 応用8章)として体系化。プログラマでなくても、Claude Code を使いながら自分専用のエージェントを組み立てられる構成になっています。

このページに書かれている機能は、教材を最後まで進めれば購入者自身の環境で再現できます。同じアプローチで業務自動化を受託することも可能です。

使っているもの

ランタイム・言語

  • Node.js 22+
  • TypeScript
  • Discord.js
  • Claude API(Sonnet / Opus)
  • Claude Code CLI / Codex CLI

インフラ・運用

  • Git(GitHub)
  • 常時稼働のローカルPC(VPS移行も可能な構成)
  • Cron 系スケジューラ

外部連携API(14種類)

  • X / Bluesky / Threads / Facebook
  • WordPress / Note
  • Chatwork / Discord
  • Google Calendar / Google Drive
  • 天気情報
  • Netprint(コンビニ印刷)
  • SocialData
  • VoiceVox

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